◆ 最 新 記 事

2020年1月25日

単純労働者を日本は抑制すべき

今からおよそ30年ほど前、福島県のスナックで衝撃的な事件がありました。

当時「じゃぱゆきさん」などと言う言葉が聞かれたように、1900年代後期、アジア諸国から出稼ぎに日本へ来る女性をそう呼んでいた時代がありました。

とりわけ風俗や夜の飲食店での接待業に多くのアジア人女性が来日していたのです。

そんなさなかにフィリピンから来ていた女性が福島県のとあるスナックで死亡した案件があり、これが当時虐待によるものではないかと報道され、フィリピン当局と日本外務省などがずいぶんと緊張した関係になり、世間でも注目されたのです。

福島県東白川群塙町におけるフィリピン人女性ダンサー死亡に関する質問主意書
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumona.nsf/html/shitsumon/a122002.htm

このあとにフィリピン政府での日本渡航者の審査が厳しくなったことは言うまでもありませんが、それでも偽造書類での審査や、賄賂での審査通過は後を絶たず、受け入れ側である日本側の対応の厳しさも増すこととなったのです。

やがてこう言ったフィリピン女性による出稼ぎもひとときよりは落ち着きを見せたのですが、末期には中国人、ロシア人、韓国人の女性による偽装結婚にまで発展して、そこまでしても日本で稼ぐことは魅力的だったと言われています。

当時のジャパンマネーはアジア諸国や旧社会主義圏の東欧諸国では法を犯したり、それのすれすれの行為をしても日本で稼ぐことの意味があったようです。

当然、これらは短期ビザ(観光)だったり、期限切れビザだったり、偽造だったりで、違法な手段に介在するのは、いつも怪しげなエージェントやプロダクションであり、日本では反社会勢力です。



時代は変わり、現代の日本は定年後の高齢者が増え、若者は単純労働やきつい仕事を嫌い、結果として全体就労人口は減退、さらにバブルが崩壊したころに盛んにおこなわれたリストラで継承すべき技術や伝統が流出したり消失したりしました。

これによって日本は企業の競争力も失い、再生力も失い、創造力までも失ったと言えましょう。

教育では愛国心はもとより、家族愛、地域愛、尊敬、畏敬などの社会形成や秩序に必須と思われる日本人として、またそもそもの人間としての人格形成までも雑になった感が否めません。

一方、一時は世界を席巻した日本の企業はと言えば、家電業界は白物家電は韓国の安価で実用的なアイデア商品に負け、黒ものと言われるテレビやオーディオなどもジリ貧に敗北感を漂わせていました。

そこへパソコンや携帯電話と言う次世代家電の救世主が現れたにもかかわらず、それさえも他国の企業にとって代わられ、後塵を食らったのです。

すでにこの頃になりますと、戦後日本経済をけん引してきた企業は軒並み「ダメ」になりましたね。

しかしながら、先人たちが敗戦の何もないところから築き上げた日本経済の資本はその余力があったと見えて、いまだに日本は世界第三位の経済大国と言われています。

そんな余力の残っていたらしい日本経済も、アナリストなどの間ではこれもまた先の長いことではないと言われています。

これを打開するためなのかどうかは甚だ疑問ですが、国は外国からの労働力を求めるような法改正を行いました。

これによって日本が欠如しつつある労働力を埋め、経済力を維持しようと言う事らしいのですが、果たしてこれは叶う夢なのでしょうか。

昨今目覚ましく増えた日本語留学は、かつてフィリピン女性やアジア諸国から、東欧諸国から押し寄せたジャパゆきさんとなんら次元的に変わらない気がしてなりません。

そこには、高度な技術や知識を有する人材が定着する環境がほぼないと指摘する外国人が多いことにハッとするのです。

長時間労働、無駄な会議、日本人的交際、実力主義の浸透不足。

原因はいろいろとあるでしょうが、いずれにしましても日本に優秀な創造者が来てくれず、ようやく来てくれても長期就労をしてくれないと言う現実があります。

単純労働をカテゴリ分けをして、特定技能者などと言っても、この国の経済を根本から国際競争力のある、復権へとはいざなってはくれないでしょう。

それよりも、昨今目にすることと言えば、日本語学校へのあっせんで高額な円を搾取のごときに徴収され、週28時間の資格外活動と言う制約の中に身を置き、それでも日本にしがみつく留学生のほとんどは、昔と変わらずアジア諸国の若者です。

年間60万円から100万円ほどの学費を払い、さらにアパートや食費、交通費などを考えれば、都会だろうが田舎だろうが豊かな将来を夢に描くことなどおよそ考えられません。

週28時間のアルバイトで稼いだお金は、そのほとんどが日本で消費され、当然ですが蓄えなどあるはずもなく、やがて2年間の日本語学校を卒業する時、彼らの手元には何が残っているのでしょう。

日本語学校が近年急速に乱立した背景は、日本人の拝金主義のなせる業です。

儲かる話しには誰でも興味を示します。

日本語学校は儲かる。

そしてアジアの若者は、日本語学校は日本で稼ぐための手段になる。

この構造が搾取に繋がることは容易に理解できます。

日本政府は、これらの留学生に日本での学費や生活費が担保できることを書面で求めていますが、これは結局見せ金でも通過してしまいます。

事実、諸外国からの語学留学生のほとんどはそう言ったジャパンマネーを夢見て入国している事実が聞かれます。

日本語検定などは2の次なのです。

結局、いまの語学留学生と技術研修制度、特定技能者制度はジャパンマネーを標榜する諸外国の若者にとっては、日本へ入国するためだけの日本政府の奇策であると言えなくもありません。

これが日本経済を豊かにして、日本国民とここで働く外国人たちの幸せがあるとは私は到底思えないのです。

2020年1月3日

愚策:自動ハイビーム機能

最近の自動車の機能に自動ハイビームがあります。

これがいまちょっとしたいざこざの原因となっているようです。

「嫌がらせか!」なぜ評判悪い?「オートハイビーム」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200103-00213040-kurumans-bus_all

この機能は、基本的にその車のヘッドライトは通常ハイビームに設定されていて、街灯や対向車の「光」を検知してロービームとなります。

ところが、その「光」を認識して判断するためのタイムラグが対向車にとっては幻惑光となってしまうのです。

このため、対向車からパッシングをされることも度々だと言います。

対向車としては当然の措置でしょうね。

特に山岳路や狭道での1秒間の直射光は非常に危険極まりないものです。

一般に、運転者はカーブのその先の車の光を認識してビームを下げるのがあたりまえですが、自動切り替えの場合にはこれができません。

対向車にしてみれば、カーブの曲がり切らない部分からすでにその先を予見してアクセル、ブレーキの操作をしているわけで、紛った瞬間にハイビームが視界をホワイトアウト状態にしてしまうのですから、これは危険行為以外の何物でもありません。

ま、揉める元をメーカーが作っているわけです。

もっとも、自動ではなくても、最近の自動車にはハンドル近くにライトの焦点調整スイッチが付いているものが多くなりました。

こちらは大変便利な装置です。

昔は三点調整と言って、ヘッドライトのグリルや、ボンネットの中で三本のビスを締めたり緩めたりして照射角を調整したのですが、これを運転席にいながらにしてできてしまうのは大変重宝します。

もっとも、このスイッチすら存在そのものを知らないドライバーが多いことも困ったものですが・・・。

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