「できないことならヤメておけ、でも一度口にしたらやり抜け。」
言い換えれば有限実行と言うことなんですが、暗にできないような大風呂敷はいけないことだとの教えでもあったのでしょうね。
さてさて、それにも関わりのある話なのですが、こんな話題がツイッターで流れ、ちょっとした反響が出ているようです。
福島第1、溶融燃料 取り出し方法、国内外で公募(河北新報)
経済産業省は27日、福島第1原発1~3号機で溶け落ちた燃料取り出しについて、格納容器内を水で満たせなかった場合の代替策を国内外で公募すると発表した。
と言うことですが、こう言った一大事に対して直接的な管理、監督のポジョシンにある東京電力も経産省もみぃ~んなが揃いも揃って「最後には放棄しますよ。」と公言してしまったのですから驚きです。
いくら国や東京電力が無責任だとは言われていましても現実問題としてここまであからさまにやるものなんでしょうかねぇ?
呆れて開いた口が塞がらないとはまさにこのことで、これでも彼らは被災者よりもはるかに良い暮らしと給料を確保しているのです。
ついでに言えば、電力自由化を目前にしても彼らの頭の中には危機感など全くなくて、日々の業務をマニュアルに沿って何の工夫も、反省も感慨もなく漫然と続けているのです。
では現地、福島県の政治家はどうしているのかと申しますとこんな感じです。
福島知事選 自民県連、候補者発表先送り(河北新報)
なぜ自民党支援で当選した佐藤知事を排除しようとしているのかと言いますと、その理由は「自民党は前回知事選で佐藤氏を支援したが、福島第1原発事故対応で佐藤氏のリーダーシップを疑問視し、今回は独自候補を擁立する方針。」なのだそうです。
ん~、結局は国や東京電力と対峙して良し悪しや事の是非をきちんと判断できる人材がいるかということなんですが、いわき地区を地盤とする森雅子参議院議員、会津など西部地域を地盤とする髭の隊長、佐藤正久参議院議員などは全国区的な知名度がありそうですが、国や東電と対峙して物事が言えたり、決めたりできるほどの裁量があるとは思えません。
衆議院も似たり寄ったりで割合地味めな方ばかりです。
そう言えば民主党には玄葉光一郎(白河市など中通り南部が地盤:福島4区)さんと言う人物がおられましたがこの方もまたどうにも影がすっかり薄くなりました。
何よりも国会議員を今の時点で知事へ転出させるなどはおよそできにくい相談でしょうから、この線はなさそうです。
自民党の場合党の方針や過去の慣例もあって、基本的には議長経験者や4期以上の中堅と言われる議員、或いは70歳に近い議員(60歳以上位から)などは知事転出候補の第一陣と言えますが、それだけ県民に納得してもらえる人材かどうかが問題ですね。
若返りを売りにするのなら40代から50代が対象となりますが、良く言えば保守的、悪く言えば古い体質の残る地方支部ですからさすがに40代はないかもしれません。
はたして現役県議の中にそんな人材がいるのでしょうか。
何よりも国会議員を今の時点で知事へ転出させるなどはおよそできにくい相談でしょうから、この線はなさそうです。
自民党の場合党の方針や過去の慣例もあって、基本的には議長経験者や4期以上の中堅と言われる議員、或いは70歳に近い議員(60歳以上位から)などは知事転出候補の第一陣と言えますが、それだけ県民に納得してもらえる人材かどうかが問題ですね。
若返りを売りにするのなら40代から50代が対象となりますが、良く言えば保守的、悪く言えば古い体質の残る地方支部ですからさすがに40代はないかもしれません。
はたして現役県議の中にそんな人材がいるのでしょうか。
なんだかんだで現職の佐藤知事、まだまだ影響力は少なくないようです。
余談ですが、自民党福島県連のサイトに掲載されている吉野 正芳氏はれっきとした福島県連所属の国会議員なのですが、候補分類では中国ブロック比例なんです。
本人のウエブサイトでは中国地方(比例では鳥取、島根、岡山、広島、山口の5県)の話題や政策なんか何一つ書いてありません。
それどころか、福島の復興の話題と本来の地元であるいわき市関連の話題で満載です。
比例ですから政党名だけで投票するわけですが、名簿順位で吉野議員が当選したと言うことになります。
中国ブロックの有権者の皆様は、実は福島県の議員が中国ブロックで誕生したと言う事実、どう思うのでしょうね。
今の選挙制度って本当に疑問符がたくさん付いてしまいますよね。
余談ですが、自民党福島県連のサイトに掲載されている吉野 正芳氏はれっきとした福島県連所属の国会議員なのですが、候補分類では中国ブロック比例なんです。
本人のウエブサイトでは中国地方(比例では鳥取、島根、岡山、広島、山口の5県)の話題や政策なんか何一つ書いてありません。
それどころか、福島の復興の話題と本来の地元であるいわき市関連の話題で満載です。
比例ですから政党名だけで投票するわけですが、名簿順位で吉野議員が当選したと言うことになります。
中国ブロックの有権者の皆様は、実は福島県の議員が中国ブロックで誕生したと言う事実、どう思うのでしょうね。
今の選挙制度って本当に疑問符がたくさん付いてしまいますよね。
さて、話を元に戻しまして・・・。
次の県知事ともくされる人材には、本当に自民党の言うような「東電や国と対峙してモノ言う人」がいるのでしょうか。
次の県知事ともくされる人材には、本当に自民党の言うような「東電や国と対峙してモノ言う人」がいるのでしょうか。
終わってみれば馴れ合いだった・・・
政治の世界では日常茶飯事、まさに良くあることですから。
福島県内の皆さん、そして今も避難先で暮らす同郷の皆さん、今度の福島県知事選挙は眉につばでも塗り、よくよく注意して選んでくださいね。