新型コロナは、別にCOVID-19と呼ばれていますが、通称の新型コロナという呼称は中国武漢市発生による起因説を中国政府が執拗に非難、嫌悪を示したために世界保健機構が決めた呼称です。
しかし、このほど新たに研究機関が起因追求の研究を進めた結果が公表されるにいたり、やはりといいますか、当初から言われていた中国政府の嫌がる武官発生の起因が正しかったと言わざるを得ない状態になってきたようです。
ここで、時系列的にこの病気の進行を思い起こしてみます。
中国武漢市から日本国内への感染波及
2019年の秋、日本国内ではラグビー・ワールドカップ日本大会の話題で持ちきりで、テレビや新聞、自治体に至るまで興奮冷めやらぬ状態だった。
国民は前回大会での日本代表チームの南アフリカ代表に打ち勝ったシーンを再度求めてスタジアムへ詰めかけ、それはその他の国の戦いにも反映されていた。
それらの沸騰した話題が区切りをつけたかと思った頃、世界は年末に、そしてクリスマスシーズンを迎えて友人、恋人、家族と、それぞれのクリスマスを迎えようとしていた時期のニュースの隅っこで中国武漢市(ウーハン)のいち場の関係者や買い物客などが原因不明の病気で死亡者も発生していると流れました。
その当時(2019年12月ごろ)は、日本国内はもとより世界の国の人々の関心はクリスマス・年末商戦や新年の過ごし方に集中していたと思います。
しかし、まもなくその高揚感や平和な空気感は一気に壊されることとなりました。
中国の武漢市は人口1100万人ほどを擁する大都市です。
日本の東京都に匹敵する人口を擁しており、その中心にある市場で起きたこの病気はまたたく間に広がりを見せて中国国内の広がりと、同時並行で世界へと広がってきました。
やがて世界のあちらでもこちらでも武漢ウイルスの患者が出現して、重症に至り、死亡者が頻出すると各国メディアはこぞってこの原因不明の病気を報道、各国政府もこれに言及せざるを得ない状況となってしまったのです。
年も改まっての2020年1月には、もはや政府や病院、研究者の手に追える女歌ではないほどの感染率を示し、その範囲も、まさにあっという間に世界を席巻してしまったのは既知のとおりです。
それからの1年間はまさに忍従と我慢の1年間でした。
なにそろ対応策のない病気ですから、患者が発生すると隔離をして患者の自然回復を待つしか手がありません。
死亡者は片っ端から穴をほって埋めてしまう、日本でも家族や参列者、付添者のない中で葬儀もなし、火葬場へ直行して火葬を行い、後日遺骨を受け取るという遺族にとっては無念極まりない状態が敢行されました。
そう言った1年間が過ぎ、2021年となってようやくイギリス、アメリカなどでワクチンの開発が進み、政府の承認が特例として降り、開発メーカーは自社製造と各国の承認済み製薬会社の工場での製造がフル稼働で進み、ワクチン供給と接種が行われているのが現在2021年6月現在です。
話を表題に戻します。
報道に見る通称「武漢ウイルス(COVID-19)」指摘
このような阿鼻叫喚の事態を招いた責任はどこにあるのかという議論は世界の政府で盛んに行われていましたが、世界保健機構のテドロス議長の発言で有耶無耶にされてしまった経緯があり、当初からトランプ・アメリカ大統領(当時)が叫んでいた中国政府への追求は成されていませんでした。
これが実は当初から時系列、状況証拠に基づき冷静に述べている記事が存在します。
ビジネス・インサイダーJan. 23, 2020の配信でAylin Woodward (アイリン・ウッドワード)さんが書いている記事は再読すると非常に正確であったことがわかります。
新型コロナウイルス感染症もSARSも流行の始まりは同じ…… 写真で見る、中国の生鮮市場とは
https://www.businessinsider.jp/post-206288
https://www.cnn.co.jp/fringe/35172242.html