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2021年6月12日

武漢ウイルス(COVID-19)の呼称が正しかった

新型コロナは、別にCOVID-19と呼ばれていますが、通称の新型コロナという呼称は中国武漢市発生による起因説を中国政府が執拗に非難、嫌悪を示したために世界保健機構が決めた呼称です。

しかし、このほど新たに研究機関が起因追求の研究を進めた結果が公表されるにいたり、やはりといいますか、当初から言われていた中国政府の嫌がる武官発生の起因が正しかったと言わざるを得ない状態になってきたようです。


ここで、時系列的にこの病気の進行を思い起こしてみます。


中国武漢市から日本国内への感染波及

2019年の秋、日本国内ではラグビー・ワールドカップ日本大会の話題で持ちきりで、テレビや新聞、自治体に至るまで興奮冷めやらぬ状態だった。

国民は前回大会での日本代表チームの南アフリカ代表に打ち勝ったシーンを再度求めてスタジアムへ詰めかけ、それはその他の国の戦いにも反映されていた。

それらの沸騰した話題が区切りをつけたかと思った頃、世界は年末に、そしてクリスマスシーズンを迎えて友人、恋人、家族と、それぞれのクリスマスを迎えようとしていた時期のニュースの隅っこで中国武漢市(ウーハン)のいち場の関係者や買い物客などが原因不明の病気で死亡者も発生していると流れました。

その当時(2019年12月ごろ)は、日本国内はもとより世界の国の人々の関心はクリスマス・年末商戦や新年の過ごし方に集中していたと思います。

しかし、まもなくその高揚感や平和な空気感は一気に壊されることとなりました。

中国の武漢市は人口1100万人ほどを擁する大都市です。

日本の東京都に匹敵する人口を擁しており、その中心にある市場で起きたこの病気はまたたく間に広がりを見せて中国国内の広がりと、同時並行で世界へと広がってきました。

やがて世界のあちらでもこちらでも武漢ウイルスの患者が出現して、重症に至り、死亡者が頻出すると各国メディアはこぞってこの原因不明の病気を報道、各国政府もこれに言及せざるを得ない状況となってしまったのです。

年も改まっての2020年1月には、もはや政府や病院、研究者の手に追える女歌ではないほどの感染率を示し、その範囲も、まさにあっという間に世界を席巻してしまったのは既知のとおりです。

それからの1年間はまさに忍従と我慢の1年間でした。

なにそろ対応策のない病気ですから、患者が発生すると隔離をして患者の自然回復を待つしか手がありません。

死亡者は片っ端から穴をほって埋めてしまう、日本でも家族や参列者、付添者のない中で葬儀もなし、火葬場へ直行して火葬を行い、後日遺骨を受け取るという遺族にとっては無念極まりない状態が敢行されました。

そう言った1年間が過ぎ、2021年となってようやくイギリス、アメリカなどでワクチンの開発が進み、政府の承認が特例として降り、開発メーカーは自社製造と各国の承認済み製薬会社の工場での製造がフル稼働で進み、ワクチン供給と接種が行われているのが現在2021年6月現在です。


話を表題に戻します。


報道に見る通称「武漢ウイルス(COVID-19)」指摘

このような阿鼻叫喚の事態を招いた責任はどこにあるのかという議論は世界の政府で盛んに行われていましたが、世界保健機構のテドロス議長の発言で有耶無耶にされてしまった経緯があり、当初からトランプ・アメリカ大統領(当時)が叫んでいた中国政府への追求は成されていませんでした。

これが実は当初から時系列、状況証拠に基づき冷静に述べている記事が存在します。

ビジネス・インサイダーJan. 23, 2020の配信でAylin Woodward (アイリン・ウッドワード)さんが書いている記事は再読すると非常に正確であったことがわかります。

新型コロナウイルス感染症もSARSも流行の始まりは同じ…… 写真で見る、中国の生鮮市場とは
https://www.businessinsider.jp/post-206288



新型コロナはやはり武漢起因の新型ウイルス

さらに、CNNウエブ版でもこれを裏付けるかのように以下の記事を掲載していました。


ここでは、中国武漢市の市場でコウモリを売り、食用毒蛇を売り、それは以前から人獣感染の可能性が指摘されている種であり、また、そのコウモリはヘビの餌となる可能性も指摘されていました。

よって、かつて中国政府が終始一貫して否定していた根拠のない他地域、他国家の起源説はほぼ意味の成さないこととなると思われます。

大方の心のなかでは、中国政府や中国共産党の言質を信じる人はいなかったと思いますが、やはり国家責任を問われ、世界進出を目論んでいる中国共産党の沽券に関わることですから、これを認め、且つ中国の派遣の最も厄介な「敵」であるアメリカ大統領(当時)トランプ氏の発言を全否定したいのは容易に理解できます。


可能性を裏付ける研究が中国から公表された

ところが、今般の同じCNNウエブ版では、中国の研究機関がコロナウイルスを複数発見したと伝えています。

中国研究チーム、コウモリから新たなコロナウイルスを複数発見
https://www.cnn.co.jp/fringe/35172242.html



アメリカなどは、中国政府にこの武漢起因による新型コロナウイルスのパンデミックを引き起こした責任を取らせたいと思っているかどうかは定かではありませんが、少なくともこの事実を世界的に確定することによって、中国政府と中国共産党の世界的な影響力と発言力を制限させることが可能なことを踏まえているのは当然でしょう。

戦術的には「責任説」を叫ぶことでしょうが、これを執拗に迫ることによっての中国の世界進出の勢いを止め、且つ、アメリカに取って代わろうとする野望を打ち砕く助力としたいのは充分に見えます。

大国同士が経済力と国家動員力を持って武力を背景にするならば、まさに世界大戦の規模になります。

ならば使える手段をいかに使うかで戦略的構造は変わり、優劣は変わりますので、この事態を最大限に使いたいというアメリカの気持ちは当たり前なのでしょう。

個人的な気持ちですが、世界的な力学はどうあれ、武漢ウイルスという呼称、充分な状況証拠があるようで、これに各国の研究機関がおいおい示すであろう結果に、ほぼ間違いなく中国政府の詭弁は覆されるのではないでしょうか。

一帯一路や莫大な経済支援に始まった中国の世界各国への取り込みは、果たして最終的に成就するのでしょうか。


















2021年6月10日

人情も、おもてなしも、来訪者の態度次第

非常識という言葉をよく耳にしますが、観光、流通、サービス業などのいわゆる接客を伴う業種には常に対峙する問題でしょう。

非常識の客には、それなりの扱い方が暗黙に備えられている観光業者は多いものですが、他の業種ではなかなかそうは行かないことも多く、特に近年では先輩から後輩へと口述式に伝えられたノウハウも非常勤の労働者や外国籍の労働者が増えた日本社会では、マニュアルだけでは即応できないことが多くなったと思われます。

逆に言えば、おもてなしも人情の相手次第ということですが、あまり品のない言葉で言いますと「金を持ってりゃガキでもお客」と言うちょっと下世話な言い回しを随分昔に先輩に聞いたことがあります。言葉の選択はどうあれ、言い得て妙というものです。

インターネットサービスが普及してすでに20年以上が経過しますが、この間に個人でも大企業に太刀打ちできるツールとしての認識が浸透して、様々な商売の必須ツールの地位を確立しました。

そこでいつも気になっているのが「人情」をキーワードに売るサイトです。

宿泊施設などでは「家族的おもてなし」などもよく目にするワードです。

さて、これらはなんとクールジャパン戦略に関わる人達からも耳にすることがあります。

果たして「人情」や「おもてなし」が一般の観光、流通、サービス業などの人々の本質的なコンセプトなのでしょうかと気になります。

まさにそれらは来訪者次第だと言えるのではないでしょうか。

傲慢な振る舞いや暴言に遭遇した受け手側の立場の人は至るところに存在するはずです。許容範囲という言葉がありますが、これほど適正値の難しい表現もないでしょう。

往時の安倍政権が唱えた観光立国、そして外国人労働者の就労緩和はいずれも日本国内で嬉々として国民に受け入れられましたが、次第にその問題点が露呈、タガを緩めれば当然ながら清濁混合でにわかに国内はざわつき始めました。

結果、日本の秩序は多少なりとも乱れ、その当事者や波及すると思われる住民たちは少なからぬ不安感や、余計な心配事に苛まされることとなったのは既知のとおりです。

個人曰く「急がば回れ」の如くです。

不便な観光地だから古式夕雅しさが残り、情緒を感じることができると考えます。

波風を立てず、また壊さないということはじっくりとゆっくりと馴染ませていくと言うことなんでしょう。

そうやって日本の文化や民族慣習に馴染んでいただき、東洋の島国が育んできた千数百年のガラパゴス文化を楽しんでいただきたいと思うのです。

逆に言えば、我々も受け入れることへの物理的心理的対応力が向上して、無理なく、平常心で賄うこととなるのでしょう。

クールジャパンも、東京オリンピックも、やがて来るアフターコロナの時代には、そうした急かず慌てずの真の骨太の成長戦略を待ちたいところです。

目先のコロナ克服も非常に大切です。

同時にその後の戦略、戦術を、行政と政治家の皆さんにはよくよく考えていてほしいともいます。

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