◆ 最 新 記 事

2016年10月27日

東大生、慶大生事件、この国の闇は静かに深く

日本はいつの間にかニッポンになって、国際的にも随分認知されてきたのだと思います。
しかしそれは国としての認知であって、国民性や民族としての認識ではないのだろうと思います。

戦後からの圧倒的な高度経済成長から飽和状態にいたり、やがてその底辺から脱却しようと試みるも国際的な枠組みの中でもがく姿はすでに多くの国民が体感して、且つ知るところです。

そんな中で我々日本国民は、日本国民としての尊厳を自ら傷つけ、破壊する行為を連日報道などで見せつけられています。

慶大生集団暴行、事件の全貌を被害女性が明かす 
「命令されてテキーラを何杯も…」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161026-00513891-shincho-soci&p=1

「頭の悪い女子大生は“モノ”扱い」東大集団わいせつ事件
最後の一人も執行猶予付き判決
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161026-00514016-shincho-soci&pos=4

我が子や我親、姉弟を殺して、なおかつその死体を切り刻んでゴミ同然に捨て去るなどの行為も日常的に報じられるようになっています。

こう言った成人に至った原因は何なのでしょう。

近年「道徳教育」の復活が日に日に大きくなるような感じで叫ばれていますが、戦後教育の中の「道徳」はいまだ復活していません。

しかし「人道」を説く教育は何にも増して必須であろうかと感じます。
教育の現場に関わる人々の権利保守を成す教育者の団体「日教組」そのものを否定はしませんが、この団体の主張してきた趣旨はあまりにも労働者たる面の強すぎたことは遺憾であり否めない部分であろうと思うのです。

今般、そんな日教組のこともあろうにトップが組合費を個人流用して飲食に使い、それもあろうことか愛人や一握りの側近だけの個人的な使途であったと伝えられていることは本当にこの団体の存在意義さえ疑われる事態です。

文科省、日教組、教育委員会、そう言った組織が膠着してきており、ある意味形骸化してきている証拠ではないのでしょうか。

国の未来を決める教育の根本的な部分での腐敗は、もはや構造的に限界点に達しているとも言えると思います。

国の発展の礎は教育。

しかしそれは読み書きや計算も当然ですが、何よりも「人」としての形成がどうあるべきか。
ここに掛かっているのではないかと思います。

安倍総理の主張する「美しいニッポン」を目指すのであれば、いわゆる日本人としての「道徳」教育は高度に復活させなければなりません。

2016年10月21日

機動隊員「土人」発言とメディアと活動家

沖縄県の米軍ヘリパッド建設に伴う一連のやり取りの中で、現地派遣されている大阪府警機動隊員のいわゆる「土人」発言が随分とメディアやネットを賑わせているようです。

しかしここで私が思うのは、こう言ったある種「些細」な一言で揉め事は困難な方向へと進んでいくことが往々にしてあること。

だけどその「些細」なきっかけをことさらに肥大化させて利用する勢力が必ずいることも事実です。

今回の一件は、まず「お先棒」を担ぐべくマスコミが派手に取り上げましたが、昨今のマスコミは兎にも角にも派手目で興味を引くようなタイトルに演出がかった取材手法が常套です。

それらは、例えば新聞や雑誌の低下し続ける売上部数の拡販作としての一策でもありましょう。
またラジオ・テレビでも大差なく視聴率獲得のための手法でもありましょう。

マスコミのこのような対象を非難する行為は、私にとってただの意気地なしの行為にしか映りません。

正義という二文字がいつしかマスコミの代名詞のような誤解を生み出し、それは何を書いても何を写しても良いかのような錯覚に発展して、同時にそれらの行為はすべてが現実であるかのような捉えられ方をしているのが、そもそも大方の誤解の始まりだと感じています。

従前歴史の中にはマスコミが招いた非常に大きな迷惑行為が随所にあり、それは歴史という中で取り返しのないような事態に発展していることも少なくありません。

マスコミは、その発祥以来常に「原則・商行為」であり、利益の産まないマスコミは生存できないという資本主義の原則があります。

それを充分に我々は認識した上で各種報道の裏側にある「マスコミの商行為」としての報道を受け止めなければならないのでしょう。

また、それに乗っかる評論家、知識人、文化人と言われる方々の事態把握度や認識度といった部分にもかなり注意を払って見る必要があります。

いさかいは常に双方の立場からしっかりと見る必要があることは常識です。

そして総体的に何が最も有益なのかを考え、不利な立場、不利益を被る人々の救済をどうするのかを考えていく必要が大切なのだと考えるのです。

関東では過去に成田闘争が最も有名な民間闘争の一つだと思いますが、知人にそれに関わった親を持つ人がいます。

そのときも地元の反対派よりも多くの「支援者」が参入していたそうです。
そしてその「支援者」の中には地元民の意向をほぼ無視して独自解釈と思考を持ったものが多く存在しており、本来の反対活動ではなかったと述懐しているとのことでした。

さて今般繰り返されている沖縄県を舞台としたいわゆる「基地移設問題」は我々県外者の目にどのように伝わっているのでしょう。

本当に正確で中立な事実を伝えているといえるのでしょうか。

私は産経新聞のように右派的な書き方もときに嫌いますが、左派的誇大記事をいかにも正義面して伝える報道には辟易しています。

そしてそれをあたかも見てきたかのごとくに講釈を述べる司会者や知識人にも反吐が出る思いです。

立場上反論や反撃のできない人々、過激な門外漢に翻弄される人々、そう言った立場の人々の存在や現実も忠実に伝えることが報道かと思うのです。

それが民主主義の根本なんじゃないかと思うからです。

2016年10月19日

日本賛辞はいい加減にやめてくれ!

こんな記事を見つけました。

最新鋭兵器を備えた日本海軍の実力は中国を越えている!
米誌が断言―米華字メディア
http://news.livedoor.com/article/detail/12164782/


近年のテレビを筆頭にインターネットでも日本賛辞の番組や報道、ネット記事や動画が極端に増えた気がします。

かたや韓国、中国を卑下したり侮蔑する内容が見受けられます。
たとえ卑下、侮蔑ではなくとも、日本優位と言った内容であればそれはまったく危険な内容であると考えます。

数字上では日本の10分の一の優秀な人材がいれば、日本のあらゆる領域を追い抜くことなど造作もない規模の中国を「眠れるトラ」の状態から目を覚まさしてはいけないのです。

それこそが脅威となるのです。

軍事的な面ばかりではありません。

経済はもとより、各種研究でもそれは当然起こって然るべき事態であって、起こらぬはずがないと思わねばなりません。

やがて日本は中国にすべての面で追い越されるときがやってくるのかもしれませんが、それはそれとして、現代に生きる日本の若い世代が、こぞってそんな馬鹿げたポジティブ情報を振り回しては情けないの一言に尽きるのです。

そんな情報はポジティブではなくやがてくるかもしれない圧倒的なネガティブの波に飲み込まれる可能性を秘めていることに気が付かなくてはならないのです。

そして日本の優位性を取り上げる番組を流すメディアにはよくよく考えてほしいものだと思います。

「眠れるトラ」はずっと眠らせておいて、「怒れるトラ」にしないことがいかに有意義なのかを認識してほしいと思うのです。

2016年10月10日

日本の治安の実態は?世界ランク22位

テレビのバラエティー番組などや情報番組で盛んに「日本の安全と様々な優位性」を取り上げては自己満足に浸っている昨今ですが、政府が掲げる国際観光国家としての地位を得るためにはまだまだ問題が少なくないことがはっきりしました。

 旅行専門インターネットメディア「トラベラードットコム」が10月9日に報じている「世界経済フォーラム(WEF)の調査結果」に基づく数値では、日本における治安の安定度は世界的に見て第22位となっているのだそうです。

2016年現在のインバウンドはおよそ2000万人の大台だと言われていますが、これを政府は2020年の東京都リンピックまでに倍の4000万人にしようと目論んでいます。

一方で観光施設のインバウンド受け入れ体制の遅れも指摘されています。

それは言葉の問題だけではなく、やはり国内治安の乱れも一員であろうと述べる専門家もいます。

ネイティブだけではなく、外国からの入国者地震もまたそう言った意味では日本国内の治安維持に弊害となる場合もあります。

やはり昭和から続く個人最優先の風潮がいけないのでしょうか。
おそらくは法律や教育だけではなく、治安というものは結局人と人の関係ですから、隣近所との接触が極端に少なくなった我が国の現状では無理からぬ所なんでしょうね。

誰しもが凶悪事件など我が身に降り掛かってほしくはないのですが、しかしいつ、どんなときにそれが我が身に起きるかもしれません。

そんな日本が今の日本だともいえます。

2016年10月7日

日本が韓国「慰安婦」に許しを請うべきという意見

ソウル平和賞を受賞したコンゴの医師が、韓国の一部が騒ぎ立て韓国政府が国内求心力に訴求する政略的手段として煽った「慰安婦」問題に言及したそうだ。

ソウル平和賞受賞者「日本、慰安婦被害者に許し請うべき」
http://news.livedoor.com/article/detail/12115301/
朝鮮日報:ライブ度ニュース配信より


ソウル平和賞とは韓国、ソウルオリンピックの際にできたローカルな賞だが、その受賞者がいわゆる「ヨイショ発言」をしたものだと推測できる。

しかし、ある意味では、日本の戦後70年の平身低頭とも言える恭順な姿勢が世界では浸透しているのかが疑われるような発言でもあると思える。

ただ、賞の価値、存在、そして主宰者、これらの存在が果たして受賞者の発言に何の影響も与えなかったのかという疑問があり、さらに受賞に至った受賞者の「利用価値」を主催側がどのように捉えているのかということも考えて見る必要がありそうだ。


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