◆ 最 新 記 事

2016年3月26日

安直な移民受け入れは国内治安の不安を助長する

欧州ではシリア難民の受け入れをめぐって侃々諤々の論議がかわされているようです。
一方我が国でも難民審査に対する厳しさが国際世論で徐々にではありますが指摘されているようです。

ここで私がもっとも危惧しているのはかつてイラン人に対するビザ免除の結果です。

当時のイランは隣国イラクとの戦争で国民も国の経済も疲弊しきっていました。
そこですでにイランと日本の間で締結されていたビザ相互免除と言う協定にイランの国の人々は群がり、かつてない勢いでのイラン人の日本流入が起きたわけです。

これが1980年代後半から1990年代序盤の出来事。

かくして日本国内にはいたるところでイラン人が目につくようになりました。

そのイラン人、当初は町工場であったり、居酒屋であったり、レストランであったりと真面目に食について働いては家族を養い、また祖国で待つ人に仕送りをしたりしていたのですが、やがてそれらの人々に混じって良からぬこと企む人物も出てきました。

代表的な事件では偽造テレホンカードの売買です。

上野駅の正面にある歩道橋のデッキでは毎夜どころか昼日中から手に束にしたテレフォンカードを持って売りさばくイラン人が大量に出没しており、その手口も段々とエスカレート、巧妙化していったのです。

こうしたことの他にもイラン人同士の小競り合いから流血の惨事まで勃発するようになって、ようやく入管と政府が重い腰を上げたのです。

これが難民となったらどうなのでしょうか。

無作為、無差別に流入する難民に果たして日本の独特な文化が理解できるでしょうか。

長く平穏な社会を営んできた日本の民族的な暗黙の了解が受け入れられるでしょうか。

法律だけではないのです。
また世界が言うように人権だけで受け入れることもできないのです。

その国と民族の長きにわたって育んできた土壌をいとも簡単に破壊するだけの力がそこには隠されているのです。

その例が昨今の中国人による各国での所業です。

急に金回りの良くなった中国人観光客が世界のアチラコチラで引き起こしている問題が、もっと深刻な状態で起こりうる可能性を難民は秘めていると言ってもあながち無用の心配ではないはずです。

それゆえに私達日本人は外国人のインバウンドを諸手を挙げて嬉しがる訳にはいかないし、政府が急激にそれを推進しようとも、そこになんらかの枠組みを設けなくては日本の秩序が破壊されてしまう心配が往々にしてあるからなのです。

フランスのインバウンドを羨ましがって自国の伝統や治安や民族的価値を失ってしまっては仕方がないのです。

よくよく考えてみるべき問題です。


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