◆ 最 新 記 事

2018年12月31日

平成の終わりにもう一度考えたいこと

30年を区切りとして平成が終わります。

日本が侍の時代の終焉を迎え、イデオロギーの大変換をしたのは明治と昭和の二回。

将軍を頂きに執政を行った江戸時代を、アメリカの黒船来襲が契機となり、民意を「革命」に駆り立て、西国諸藩が呼応して武士社会を打ち倒し、西洋諸国に並ぼうとしたのが明治時代、その明治の延長に増長した身の程知らずの時代があり、奇しくも再びアメリカによって終焉を迎えました。

その身の程知らずの昭和も、敗戦後には瞬く間に恭順と自虐的国政或は外交となり、経済のみに邁進した結果、経済に於ける国力は世界規模に発展したのも昭和でした。

そんな激動の昭和も64年で幕を閉じ、時代は平成へ。

右肩上がりだった経済に、突然の終焉。
失われた20年と言う言葉を世界に知らしめて、間もなく日本経済は世界第三位の規模となったのが平成を如実に物語っています。

その間、日本と日本国民の世界における立ち位置はどのように変化をしたのでしょうか。

結局、恭順と自虐的な精神はいまだに日本と日本国民を呪縛の世界から解放してはくれません。

それどころか、日本は現在でもアメリカ占領国として条約上は穴があり、厳密には真の主権国家の体裁が整っていないのです。

大東亜戦争(第二次世界大戦の中の太平洋戦争)後、現在に至るまで、日本は対外的に主権の確固たるを擁していないのです。

それは、時代が進むとともに様々な歪みに悩まされてくることとなりました。

すべての外交に影を落とし、特に極東アジアでは増々おかしな流れを生んできているようです。

平成が今年30年の歴史に終止符を打ち、現天皇陛下は御自らの御意志によって譲位されます。

新たな時代の始まる2019年、日本と日本国民は世界に対し、確固たる主権国家としての体裁を示すことができるのでしょうか。

居丈高になることなく、ことさらに自虐的にならず、あくまでも自然体で、世界に存在する主権国家日本国を創っていただきたいと思うのです。

その第一歩はやはり自主憲法制定であろうと思います。

条文を書き換えるにしましても、維持するにしましても、占領下に於いて駐留軍の言うがままに作られ、国民の意向を問わなかった現行憲法はやはり見直す必要があり、国民の同意を得る必要があると思います。

そして、良否判断の分かれる自衛隊の存在を良とするか否とするかを明文化すべきでしょう。

武力が必要な世界であるならば必要であろうし、不要な世界と国家国民が判断すれば不要なのでしょう。

いずれにしましても国民の意識の中でもう一度自ら住む国の制度を考え、決めることは新しい時代の「仕事」として実にふさわしい気がします。


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