◆ 最 新 記 事

2014年7月25日

「大変な苦労を重ねて生活の基盤を築いてきたという経緯」は日本人も同様

NHK経営委員会と言う組織があります。

その一員で百田尚樹氏と言う方がニュースウオッチ9の大越健介キャスターが「在日コリアン1世は強制連行で苦労した」という趣旨の発言をしたことについての異議は放送法に抵触するおそれがあると朝日新聞ウエブ版では伝えています。

朝日新聞http://www.asahi.com/articles/ASG7R6J0BG7RUCVL01H.html?iref=comtop_6_02

ここで言う抵触するおそれがあると述べている放送法を見てみました。

・第2章 放送番組の編集等に関する通則

  (放送番組編成の自由)

  第三条 放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、
       又は規律されることがない。

・委員の権限

  第三十二項の2
  
  委員は、個別の放送番組の編集について、第3条の規定に抵触する行為をしてはならない。


しかし、別の項目を見ますとこうも書いてあります。


・経営委員会の権限

  第二十条1項チ
  
  番組基準及び放送番組の編集に関する基本計画



この辺りに関して私は法学者でもないので良くわかりませんが、この百田尚樹委員の指摘する「朝鮮人の強制連行などによる苦労」と言う、大越健介キャスターの表現には私もかなり違和感があります。


そもそも強制連行自体がどれほどの朝鮮(半島)人を本土へ連れてきたのか、或いはその事実があったのかさえ私には真実が不明です。

仮にあったとして、戦後には日本がアメリカに占領され、GHQ支配下の日本では朝鮮人ならずとも帰国の自由が保証されたはずでした。

止むに止まれぬ事情があったとして、日本残留を余儀なくされたならばその理由にも疑問が残ります。

また日本を取り巻く戦後の特殊な環境に於いても時代とともにかなりの変革があり、それなりに、或いは日本国民よりも優遇された一面さえ持ち合わせているはずです。




戦後の混乱期には日本人でさえもその日の食に困っていた時代だと教えられています。

まして戦地からも毎日のように兵隊さんが帰国しており、それらの復員兵(戦闘要員)は200万人とも言われているようです。

また引揚者(一般人や軍属の非戦闘要員、或いは扶養外国人なども含む)も多く、こちらは600万人とも700万人とも言われ、日本本土へ戻ってきた復員、引揚の数は合計で1000万人にも及ぶのだそうです。

そう言った状況において本土の暮らしぶりはどうかと言えば、大都市はほとんどが焦土と化した本土では東京は勿論のこと、地方都市や、場合によっては田舎の村(当時)に至るまで、人が従来の満足な生活ができるような状態ではなかったと聞いています。



つまり、我が日本人でさえもその日の食べる物に困り、明日の生活の目処もつかなかったと言うのが正しいのでしょう。



戦中、戦後をこうして考えますと、結局朝鮮人ばかりが苦労をしたわけではありません。

すべての日本人、そして弱い立場の人が一身に苦労を味わった時代であろうと思うのです。

しかしながらそんな時代の中でもたくましく生き抜き、生活を立ち上げ、維持してきた人々がいます。



それは日本人も、朝鮮人も同様でありましょう。



私の同級生にも幾人かの朝鮮人二世がいます。

彼ら、彼女らの実家はパチンコ店、廃品回収業、飲食店などを営み、当時は小さい事業だったかもしれませんが、一生懸命に両親が働き、そして同級生たちも学校が終わると手伝いに奔走していたことを思いまします。

その同級生たちも今では結婚したり独立したり、さらにその息子たちや娘たちもすでに多くがそれぞれ伴侶を見つけると言うそんな年齢になりましたが、誰ひとりとして時代を嘆き、他人を羨むような生活をしていたり、言葉を発しているものはおりません。

むしろ親の生活を感謝したり、同級生の有り難みが分かったり、そう言ったことを常の話題としています。

現在の私と私の周囲から考えますと、当時の状況で朝鮮(半島)人だけが際立って苦労をしたとか言う偏った発言そのものがおかしいと言わざるを得ません。



ましてや1000年経っても恨みを忘れないなどと宣っている韓国のお嬢さん大統領の言い草などはもはや片腹痛い感じであります。

父上の朴正煕(パク・チョンヒ)故大統領は満洲国軍当時中尉の位にあり、その後朴槿恵(パク・クネ)さんが産まれた1952年にはすでに韓国の陸軍少佐と言う地位にあり、やがて大統領となった人物でもあります。

また朴槿恵さんの母上である陸英修さんは国母とまで言われた慈悲溢れる人物でもあります。

そう言った人物の子として育った生活は、さほどに苦労をすることなく過ごしてきたことでもありましょう。

ただし、母上が亡くなられた文世光事件(犯人は北朝鮮人で朝鮮総連が背後にいた)、そして父上が亡くなられた大統領暗殺事件(犯人は側近の金載圭)など、これについてはまったくお気の毒なことをされたことと心中お察しいたします。


しかしながら、1000年経っても恨みを忘れないという一言は、我々日本人の心には本当に突き刺さる一言でもありました。



現在、多少なりともお金を持った韓国内の成功者達による資金提供を受けて、韓国国内にとどまらず、世界のアチラコチラで様々な日本バッシングが行われています。

またアメリカでは移民となって移り住んだ韓国系米国人が扇動しておおいに同様のネガティブキャンペーンが展開さいれています。



しかしこれらは両国の民族の未来に何の良い展開を残すものではありません。



いつまでも日本に金をせびるような行為は、逆に戦争を戦ってきた先祖やそこからたくましく立ち上がって今の基礎を作り上げた韓国国民に対しても失礼千万な行為と思えます。

常に相互に尊敬の念を忘れず、過去を引きずるだけの生活から、そろそろ未来の展望をしっかりと見据えた韓国人の在り方というものを考えてはどうなのでしょうね。



最後に、NHKの在り方、公営放送という名目の国立放送局は、いつも自分の都合の良い方へと解釈や判断を推し進めるのではなく、しっかりとしたスタンスでの公共性というものの確定にそういったエネルギーを費やして欲しいと思うのです。


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