今日の報道で、もと産経新聞ソウル支局長の朴大統領に関する報道への司法判断についてのことです。
ことの始まりはセウォル号の沈没に絡み、その対策に追われていた当時の韓国政府の中で、朴槿恵大統領の動向が実は秘書官とまったく違う場所に私的な行動をとっていたのではないかと韓国メディアが報じているとの伝聞を、もと産経新聞ソウル支局長が記事に引用したことを「侮辱である。」と決め付け、実に恣意的な取り扱いを行った大統領府と検察にそもそもの問題があるのです。
正確な話しとしては、当時の産経新聞の支局長は韓国のメディアが報じていることは疑わしいと言うことを伝えたかった、事実記事の内容も読んでみればそのように受け止めることが出来る内容だったと各社報道は伝えているのです。
韓国大統領府は、これを「大統領を貶めるための内容だ」として検察に訴えたのだそうですから始末が悪いといいますか、呆れるばかりです。
ところが今回の司法判断の裏事情がこのほど取り沙汰され、呆れる範疇を超えてしまいました。
以下がその内容です。
「司法に介入」批判の声 韓国政府の判決配慮要請 産経記者無罪
http://news.livedoor.com/article/detail/10972760/
これが事実であれば、いやわざわざ裁判所の判事がこれに関する「要請」を読み上げたのだそうですから二度びっくりです。
引用ここから
外務省からの要請は「日本各界から善処を求められており、要請を真摯(しんし)に考慮してほしい」との内容で、17日の公判で裁判長が判決言い渡し前に読み上げた。
引用ここまで
つまり、韓国外務省が対日政策上の配慮から判決に介入したということになりますので、もしも介入がなかったら判決は有罪となっていたのかもしれないということです。
しかし問題は韓国外務省が「要請」をおこなったからと判事が読み上げて、その後に無罪判決を言い渡したこと。
これは日本でいうところの三権分立がまったく無視されたことであって、近代主権国家、民主主義の国家にあってはならないことだと思うのですが・・・。
しかも、それに関してはさらに驚く報道があります。
産経新聞前ソウル支局長「無罪判決」の裏
http://news.livedoor.com/article/detail/10973172/
この記事では実はその背景に米国からの強い圧力があったとしていますが、そもそも日本では考えられない立件ですから、判決以前に「裁判に持ち込むこと事態がどうなんだ?」と言う次元の話です。
それにしましても韓国では、この朴槿恵大統領のスキャンダラスな面をどうやらほじくり返す結果にもなっているようで、。
大統領就任から何かにつけて対日強硬姿勢を貫いてきた朴槿恵大統領ですが、ここにきてとんだ馬脚を現したといいますか、墓穴を掘ったと言いますか・・・。
いやはや、なんとも・・・。
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